【オススメ本】小野不由美の超大作・十二国記の世界観とシリーズ



18年ぶりの奇跡。




どうもこんばんは、すくやです。


今回は今年の秋、
18年ぶりのシリーズ最新作が発売される

「十二国記」

という小説のお話をしたいと思います!!


これめっちゃめちゃ面白い小説なので
是非皆さんにも読んで頂きたい!!


ただ、巻数が結構あるし世界観が少し難しいので
初心者の方でもわかりやすいように
簡単に説明していきたいと思います。

新刊発売(10月)までに是非
既刊を読んで待ちましょう♪


十二国記とは?

十二国記とは、小野不由美さんが書かれた

壮大な歴史ファンタジー小説

になります。


1991年に物語の序章となる小説が
発売されてから、
2013年の短編集発売まで
実に10作もの物語が展開されています。

1つのお話で上中下に分かれてたりするので
冊数にすると大体13冊くらい。


シリーズ累計900万部を突破した

ファンタジー小説の金字塔とも言われる

めちゃくちゃ有名で面白い小説なんです!!!!


十二国記の世界観


十二国記はその名の通り、

十二国にまつわる物語

になっています。


ファンタジー小説なので、
勿論実際には存在しない世界。

というよりも、私たちの住む世界の
並行世界のような感じで、

同じ場所に存在するけど互いにほぼ干渉できない

と言った方が正しいかも知れません。


その並行世界は十二の国で構成され、
全体の世界観は、完全なファンタジーというより
古代中国と日本を混ぜたような世界観になっています。



現実世界と一番違うのは

十二国にそれぞれ

「王」と「麒麟(きりん)」

と呼ばれる存在が居ることです。


十二国はこの「王」によって統治され、
各国がそれぞれの王の手腕によって
文化や国の特色が形成されています。

また、十二国には「妖魔(ようま)」という
人間を喰らう化け物のような存在もいます。

この辺りがすごいファンタジーですね(笑)


「王」と「麒麟(きりん)」の役目

ファンタジー世界で王様がいることは
割と珍しく無いと思います。

十二国記での王の役目も他の小説とほぼ変わらず
国を統治するために部下になる人物を登用したり
法律を作ったりします。


ただ、十二国の世界では

「王」は人ではありません。


「王」になった瞬間から「仙」となり、
不老不死の存在になります。


ただ一つ。


ちょっとした怪我はすぐ治るし、
病気にもなりませんが、
不老不死といっても首を撥ねられれば死にます。


人を超えた存在ではあるけれど
永遠に死なないわけではなく
国を統治するために選ばれる存在。


それが十二国記の「王」です。


対して「麒麟(きりん)」とは何ぞや?
って感じだと思うんですが、

麒麟という漢字、
どこかで見かけたことありませんか?

そう。

キリンビールの「麒麟」です。

ちなみにキリンビールのラベルに描かれている
あの動物みたいなの。


本来「麒麟」は神獣と呼ばれ、
鳳凰とかと同じような伝説の生き物なんですね。

それが十二国記には普通に存在しています。


ちなみに十二国記の麒麟は
神獣の姿と人間の姿、どちらも持っており
人間の言葉も喋るし服を着たりもします。


この麒麟が何をするのかというと、

「王」を選びます。


十二の国にそれぞれ1体ずつ麒麟が存在し、
その麒麟が1人ずつ、自国の「王」を選びます。



麒麟には「天意(天の意思)」が見え、
この人が自分の国の王だと見分けることが出来ます。


そのため、王は世襲制ではなく、
また、年齢や職業も関係なく

ある日突然麒麟に

「あなたが王です」

って選ばれることになります。


麒麟に選ばれない限り、
その国の王になることは出来ません。



麒麟は自身の意思に関係なく、

自分の国の「王」を選び
「王」を選んだ後は生涯その「王」に仕える

という役目を持っています。


王は麒麟を選べないし、
麒麟も王を自分の意思では選べない。


この「王」と「麒麟」は
切っても切れない縁で結ばれています。
というか、物理的に一蓮托生な面もあります。


王も麒麟もそれぞれ性別があり
性格も見た目も全然違うのですが
十二国それぞれに個性のある王と麒麟の
キャラクターがいてとにかく魅力的で面白いんですよ!

ここまでのまとめ!

ポイント


十二国記
 現実世界ではない並行世界の
 十二の国の物語

 不老不死となり、国を統治する存在
麒麟

 王を選び、生涯王に仕える存在
王と麒麟
 どちらも自分の意思では選べないが
 一連托生の深い絆で結ばれる


物語のあらすじ

王と麒麟の関係性がわかった後は
実際の物語のあらすじを説明しますね。

シリーズが沢山あるので、ここでは第一巻

「月の影 影の海」

という物語のあらすじをご紹介します。

「月の影 影の海」のあらすじ

現代日本に生きる平凡な女子高生である
主人公・陽子がある日突然やってきた
謎の男・ケイキという人物に
異界(十二国)へ連れ去られる。

十二国へ来た途端ケイキとはぐれてしまい、
妖魔に襲われたり、人間に裏切られたり
過酷な状況下で必死に生き抜きながら、
自分が十二国に連れて来られた意味を知る。

所感

「月の影 影の海」は

十二国記の世界観の把握と陽子の成長物語

というのが主なポイントだと思います。



物語の冒頭の陽子には
とにっかくイライラします(笑)

自分の意思もなく、事なかれ主義
友人のその場のノリに合わせたり、
被害者面をして全部人のせいにするような
そういうちょっと情けない女の子っていう印象。


でもこの陽子が十二国に来てからの成長が

めっちゃくちゃ目覚ましい。



最近のラノベとかだと、割と異世界に行っても
チート能力を持っている主人公が多いと思うんですが、

流石小野不由美大先生。


少しだけ特殊能力みたいなものを
持ってはいるものの、
十二国に来てから陽子の状況はというと


  • 寒さで凍える、飢えを水で凌ぐ
  • 妖魔に襲われ、全身ズタボロ
  • やむにやまれず盗みに入る
  • 人間に裏切られ人身売買に合う



と、本気で過酷。
もう可哀想なくらい過酷。


これ程までに過酷な環境下で、
自分の弱さやずるさと向き合って、
陽子がどんどん人として成長していくんです。


自分が嫌いだった陽子が自分を許せるような
人物に、少しでも近づいていけるように
努力する様が読んでいて泣けてくる。


後半になってくるともう
陽子を応援する気持ちしかない。


1つの物語でここまで主人公への
心象が変わるお話も珍しいと思います。

最後の方はめっちゃくちゃカッコいいです。
正直その辺の男子より逞しくカッコよくなる。


読者全員が絶対に陽子のことを好きになる。


小野先生は天才。


ちなみにYouTubeのCMでも
月の影 影の海のあらすじが少しだけ確認できます♪


十二国記シリーズの順番

第一巻である「月の影 影の海」については
説明をしましたが、
その他の巻のタイトルをお教えしますね!

記載は発売順です!


第0巻
「魔性の子」
(ましょうのこ)
第1巻
「月の影 影の海」
(つきのかげ かげのうみ)
第2巻
「風の海 迷宮の岸」
(かぜのうみ めいきゅうのきし)
第3巻
「東の海神 西の滄海」
(ひがしのわだつみ にしのそうかい)
第4巻
「風の万里 黎明の空」
(かぜのばんり れいめいのそら)
第5巻
「図南の翼」
(となんのつばさ)
第6巻
「華胥の幽夢」
(かしょのゆめ)(短編集)
第7巻
「黄昏の岸 暁の天」
(たそがれのきし あかつきのそら)
第8巻
「丕緒の鳥」
(ひしょのとり)(短編集)
第9巻  ※新刊!!
「白銀の墟 玄の月」
(しろがねのおか くろのつき)



こんな感じ。

基本的には順番に読んでいくことを
オススメしますが、個人的には


第0巻は、

第6巻と第7巻の間

または

第7巻を読んだ後

に読むことを
強くオススメします。

そうするとかなり話が繋がりやすいと思います!


十二国記はどこで買える?

十二国記は現在新潮社から発売されているので

全国の書店で買えます!


ちなみに新潮社から出ているのは新装版で
昔は講談社の「ホワイトハート文庫」から
出ていました。

中身は変わらないのでお好きな方をご購入
頂ければと思います。

購入(新潮社の公式サイト)はこちら!
https://www.shinchosha.co.jp/book/124052/

十二国記の特設サイトはこちら!
https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/


まとめ

十二国記はかなり壮大な物語で巻数も多いし、
何よりも出てくる漢字が難しい(笑)

だからとっつきにくさはあるかもしれませんが

1度読み出したら本当に
止まらなくなるほど面白い。


それだけ世界観の作りこみがハンパないです。


私が初めてこの物語を読んだのは
中学生の時でした。

でも大人になってから読むと
難しい漢字も何となくわかるし
国の制度や文化も理解できることが多く、
より面白さを感じました。


大人が読むほうが面白い本だなと
個人的に感じています。


絶対に損はしないので、
まずは第一巻の「月の影 影の海」だけでも
読んでみて下さい!!!


長くなりすぎて他の巻の説明が出来なかった(笑)
他の巻で出てくる登場人物も最高に魅力的なので
また次回その編は詳しくお話したいと思います!



はい!まだ続きます!!(笑)


読書の秋にはぴったりなので
新刊発売前までに是非ご一読下さい♪


ではではー!


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