【オススメ本】小野不由美の超大作・十二国記のあらすじまとめ その①



待ちに待ってる。



どうもこんばんは、すくやです。


前回、十二国記という小説について
どんなお話かというのをざっくり紹介しました。

それがこちら。



でもまだまだ話し足りないので
どうぞもう少しお付き合いください(笑)

今回は、現在9作あるタイトルの
それぞれのあらすじをお教えします!


前回は発売順でシリーズを紹介しましたが
十二国記は基本的にそれぞれ独立した
物語になっています。


1つのタイトルにつき1つの国がメイン
となり話が展開していく、というわけです。


十二国記の全体像を知るなら勿論
第1巻の「月の影 影の海」を一番初めに
読むべきですが、それ以外は割と
どこから手をつけても読める形になっています。


なので、今回は発売順ではなく
関連性のあるもの同士でまとめつつ
それぞれのタイトルの物語のあらすじを
教えちゃいます!


1巻についてはめちゃめちゃネタバレを含みますが
(是非1巻を読んでからご覧ください(笑))
その他はなるべく大きなネタバレを避けるようにはしてます。


「慶」国にまつわるお話


慶(けい)国は十二国の中でも
一番東にある国です。

◆第1巻「月の影 影の海」

これは前回説明したので省きますが
第一巻の主人公、陽子が絡んでくるのも
この慶国になります。

◆第4巻「風の万里 黎明の空」

○主人公

  • 第1巻の主人公・陽子
  • 才国の仙人に仕える・鈴(すず)
  • 芳国の王女・祥瓊(しょうけい)


○どんなお話?

3人の少女がそれぞれの立場や境遇に葛藤し、
苦しみながらも慶国で運命的な出会いを果たし、
自分の生きる意味や使命とは何かを見つけていく
成長物語。


○おすすめポイント

この主人公の3人の境遇がまず苦しいんですよ!



陽子
王の責務を満足に果たすことができず
部下の官吏に馬鹿にされ、
民からは信頼されてない


天災により日本から十二国来てしまい、
自身が仕える主に虐められる日々を過ごす

祥瓊
圧政をしいていた芳国国王であった父親が
国民の反乱により殺され、その結果
農村で正体を隠して過酷な日々を生きる
(国民から死ぬほど憎まれている)


陽子はともかくとして、
他2人はあらすじだけ読めば
可哀想な境遇だなって思うかもしれませんが、


いやこいつら最初マジで性格が悪い!!!!


私は最初どちらも大嫌いでした(笑)
第1巻の陽子のよう(笑)


なので正直最初は読んでいても
あまり面白くないかもしれません。



でも、これが物語の後半になってくると


劇的な変化が起きます。



序盤はとにかく身勝手で自分本位な主人公達。
でも色んな人に出会って、諭されたり、
優しくされたりする中で


自分がどんな存在で、
何をしなければならなかったのか
今何が出来るのかっていうことを考え出します。


これも1巻と同じく3人の成長物語なんですよね。
過酷な状況で生き抜く中で、人間として
成長していくさまが三者三様に丁寧に描かれています。


3人を支えてくれる登場人物たち
とても個性的で面白くって大好きです♪
読んでたら必ず好きになる。


中盤~後半につれての物語の加速度がすごくて
グイグイ引き込まれていくし、
最後は胸がスカッとする爽快感のある終わりで
読みごたえもあってめちゃくちゃ面白いです。


私は4巻かなり好きですね。
是非前半で諦めず、最後まで読んでほしい!
すごく気持ちが前向きになります♪


◇第4巻の購入はこちら


「延」国にまつわるお話

◆第3巻「東の海神 西の滄海」

○主人公

  • 延麒(六太)
  • 延王(尚隆)
  • 更夜


○どんなお話?

延王と延麒の出会いにまつわるお話と
同時に延麒を巻き込んで延国に起こった反乱を
延王が平定するまでのお話。


○おすすめポイント

延国は第1巻でも出てきましたね。
そう、陽子を助けてくれたあの2人です。
今回はその2人にまつわるお話です。


個人的にもう
とにかく尚隆がかっこいい(笑)

ちゃらんぽらんに見えてめちゃくちゃ策士だし
ちゃんと王様している。


過去回想がかなりの割合を占めるんですが
その回想の中で、

六太の麒麟としての悩みや憂い、
王という存在への想い
ありありと描かれています。


同時に、尚隆という人物がどんな人間なのか
っていうところも深掘りされていて
尚隆の「国」に対する思いもわかります。


普段は悪友みたいな2人ですが
「王」と「麒麟」という特別な存在の
2人の絆が見えるお話になっています♪


物語の内容は結構しんどいですが
これを読むと、王と麒麟という存在が
より愛おしく感じますよ!


◇第3巻の購入はこちら♪


「恭」国にまつわるお話

◆第5巻「図南の翼」

○主人公

珠晶(しゅきょう)


○どんなお話?

王が不在により国が荒廃していく中で、
12歳の女の子が自身が王になる為
麒麟がいる蓬山へ向かうお話。


○おすすめポイント

まさかの12歳の少女が主人公。


今まで紹介した慶や延は
麒麟が王を自ら選びに行っていました
実はもう一つ方法があります。


それは「我こそが王の資質だ!」って思う
立候補者が
自ら麒麟に会いに行き、自分をアピールする
というもの。


これを「昇山(しょうざん)」と言います。


ただ、この昇山をするには妖魔が徘徊する

黄海(こうかい)

という道を辿るしかありません。


その昇山に今回の主人公の珠晶が挑みます。
珠晶は裕福な家の出で頭も良く、気も強いです。

「大人が行かないなら、あたしが蓬山へ行く!」

って啖呵きるし、まさに

ザ・主人公

という感じの女の子(笑)


この珠晶、シリーズ内ではかなりの人気キャラ
図南の翼自体も人気作です。


私個人としてはこの手の子は
あんまり好きになれないのですが(笑)

本来はこんな過酷な手順を踏んで
王を選ぶんだなという
この世界の現実がよくわかるお話になっていて
物語自体は他の巻とはまた違った観点の面白さがあります。


◇第5巻の購入はこちら♪


短編集のお話

短編集には色んな国のお話が少しずつ書かれています!
ざっくりと説明していきますね♪

短編集「華胥の幽夢」

冬栄

第2巻を経ての、「戴のお話。

王を選んだばかりの泰麒が
何もわからない子供の自分に
何が出来るのかを悩み、考えるお話。

泰麒と泰王の会話が実直で微笑ましくて素敵です♪


乗月

第4巻を経ての「芳国」のお話。

芳王(祥瓊の父)を討った月渓(げっけい)が、
己と向き合い芳国に
新しい王が立つまでの仮王
になる決意を固めるお話。

実際に会ったりしないものの、
成長した祥瓊と月渓との心の対話
みたいなものが見えて、4巻を読んでから
読むと感慨深い気持ちになります。


書簡

第1巻を経ての陽子と楽俊のお話。

陽子の命の恩人である楽俊と、
王になったばかりの陽子が
手紙でやり取りするお話。

お互いにそれぞれの悩みを抱えながらも
自分の為すべきことを為そうと
日常に立ち向かう2人の真面目さと
暖かさに励まされますよ!


華胥

昔の「才国」のお話。

「華胥華朶(かしょかだ)」という
才国の宝重がもたらした悲劇の昔話。

かなり悲痛で重い話ですが、
最後の最後ですごい驚きます。


帰山

「柳国」での利広と尚隆のお話。

利広は5巻で出てくるキャラクターです。
2人が酒を酌み交わしながら
「国」について語るお話。

互いの正体をわかっているにも関わらず、
すっとぼけて知らんぷりしながら
軽口を叩きあう感じがこの2人らしい(笑)


◇「華胥の幽夢」の購入はこちら♪


短編集「丕緒の鳥」

こちらの短編集はとても特殊で、
各章の主人公がいずれもモブキャラという(笑)

今までのシリーズに全く出てこない、
国民だとか役人にスポットを当てた話になっています。


丕緒の鳥

主人公:慶国に仕えるとある職人

自分が作った作品に込められた想いを
新王(陽子)に伝えるお話。

職人が暗くて思いつめてて結構しんどいのですが
最後に陽子によって救われる様が何とも言えない
気持ちになります。


落照の獄

主人公:柳国の秋官(裁判官のようなもの)

長年死刑判決を停止していた法治国家・柳国で、
大量殺人を犯した男の判決を死刑にするか否かで悩むお話。

官吏同士の問答がすごくリアルで現代にも通じる
かなり難しい問題をテーマにしたお話。
読んだ後に考えさせられます。


青条の蘭

主人公:とある国の地方官

ブナの木が石化するという奇病を解決すべく
その対応策を王宮まで届けるお話。

地方官が命がけで頑張るお話なんですが
途中で出てくる一般の人々の優しさに
涙せずにはいられない。

そして、今までのシリーズを読んできた方なら
最後の最後でどこの国かわかるので、
思わずニヤッとしてしまいます(笑)


風信

主人公:慶国に生きる少女と、
    暦作りを仕事とする男達

時系列的には陽子と偽王が戦っている最中。
戦乱の中で生きることの辛さ、また少女の
未来に向かう姿勢が良く描かれています。


◇「丕緒の鳥」の購入はこちら♪


「戴」国にまつわるお話

さてここで、

まだ巻数めっちゃ残ってるじゃん!

って思った方もいるかと思いますが、


残りは全て「戴国」にまつわるお話になっています。

戴国にまつわるお話は結構な巻数があるので、
これはまとめて次回説明しようかと思います!


戴国のお話はかなり面白くて
読みごたえもありますし、
10月に出る新刊は戴国のお話の続編なので
是非読んでほしい!!


ということで、もう少しだけ十二国記語りに
お付き合いくださいませ♪

タイトルとURLをコピーしました